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札幌夜間動物病院
MTG

Employee Voices

​先輩たちの声

札幌夜間動物病院の先輩スタッフインタビュー

夜間救急の現場で仲間たちと成長する
働き方とやりがい

夜間救急の現場で働く先輩たちの想いと経験談をお届けします。

未来の仲間へ、先輩からのメッセージです。

獣医師

安部 貴之

愛玩動物看護師

鈴木 保乃花

愛玩動物看護師

濵中 なぎさ

勤務獣医師 File #1

勤務獣医師 file1

札幌夜間動物病院に勤務する動機は?

神奈川県の動物病院にて約5年勤務し、内科診療に主に従事してきました。

夜間診療も行っている病院であったため救急疾患に出会うことは多かったのですが、自分の知識、経験不足などにより助けることが出来ない症例もやはりいました。その中で救急医療、集中治療に力を注いでいる札幌夜間動物病院を院長である川瀬先生の講演で知り、もっと自分にもできることはまだたくさんあるのではないかと思い、実習にきたことがきっかけになります。実習の中で救急疾患に対する治療だけではなく、先ず患者の状態を身体検査から迅速にトリアージする技術に感銘を受けて就職しました。

1年間勤務して経験してきたことは?

手術風景

北海道内で夜間診療を専門に行っている唯一の病院であるため、様々な症例が平均15件/日、多い日で20~30件/日ほど来院します。異物誤食などの軽症患者から重積発作、肺水腫、敗血症などの様々な重症患者が来院され、基本的に経過や投薬歴は不明瞭なことが多いです。そのような様々な症例に対して、身体検査を丁寧に行うことでトリアージから必要な検査、処置を迅速に行う技術を身につけることができました。一見基本的に思える身体検査ですが重症患者に対して最もストレスを与えることがなく、最も診断に有用な検査であることを実際の臨床例から学ぶことができました。

また以前の病院では手術にたずさわることが無かったのですが、帝王切開、胃捻転、脾臓破裂、子宮蓄膿症、横隔膜ヘルニアなどの手術を指導医のもとに学ぶことができました。そして基本的に救急外科症例では循環状態が不安定であるため動脈留置を設置した上での麻酔管理なども学ぶことができました。

夜間動物病院に勤務する生活は?

勤務日数は週4日勤務、3日休みであり、勤務時間は21時から5時までになります。基本的に残業は少なく、日中の業務もないため自由な時間は多いです。最初は夜間勤務に体が慣れない部分はありますが、一般病院より休みが多いため肉体的には楽だと思います。

勤務風景

どのような人が札幌夜間動物病院に向いている?

ミーティング風景

ヒトの救急病院では『全ての医師は救急科専門医であるべき』と言われており、獣医療においても同様であると思います。救急患者は夜にだけ訪れる訳ではなく、日中の病院でも出会うことは十分にあるため、無駄な経験になることは絶対にないです。また自分の様に外科、麻酔に苦手意識を持っている人も指導医のもとで基礎から学ぶことができます。そして院内セミナー、症例検討会が定期的に行われるため、分からないことが分からないままにならず、沢山の知識が得られます。
今の状況に満足せず、もっとできることが少しでもあるのではないかと思われている意欲的な先生であれば経験や資格の有無に関わらず札幌夜間動物病院には向いていると思います。

愛玩動物看護師 File #1

愛玩動物看護師 file1

夜間へ入ったきっかけ

もともと日中の動物病院で約3年間働いていましたが、緊急症例はあまり多くはなく、時々来るエマージェンシーの患者さんや重症例の患者さんへの対応にとても苦手意識を持っていました。何とか克服したいと思っていたなか川瀬先生のセミナーに参加する機会があり、実際に札幌夜間動物病院で行った心肺蘇生の動画をみて、衝撃を受けました。自分も、あんなに緊迫した状況のなかでも、冷静かつ素早く動けるようになりたいと思い、札幌夜間動物病院に入ることを決意しました。

救急現場でのスキルアップ

勤務風景

最初、重症例の患者さんが来たときや心肺蘇生のときは、どれだけ頭の中でシミュレーションをしていても、いざその場になると焦ってしまい思うように動けず悔しい思いを沢山していました。それでも日々回数をこなしていき練習を重ね、今ではだいぶ冷静に動けるようになったと思います。
また、日中の病院ではほぼ経験のなかったお産での新生児蘇生や、輸血の準備(クロスマッチなど)、集中治療の際のモニタリングや記録、動脈留置の準備など・・・他にも様々なことを、ここに入ってから新たに教わりました。エキゾチック動物の保定もここで初めて教わり、まだ上手くいかない時も多いですが、日々練習を重ねています。

心肺蘇生に加え、もう一つスキルアップできたのはトリアージです。恥ずかしながら、ここに入るまではトリアージ法を知らず、問診をとる際は何となくの見た目だけで判断し終わっていました。それでも今では、電話の際と来院時には必ず緊急度を意識し、しっかり優先順位をつけられるようになりました。そのおかげで、混み合った時でもだいぶスムーズに誘導できるようになったと感じています。

生活リズムについて

昼夜逆転の生活になることに、やはり最初は不安がありましたが、私の場合は思っていたよりすんなり夜間の生活に馴染むことができました。勤務も4勤3休で3日続けて休みであるため、しっかり疲れをとったうえでプライベートも十分に確保できるので、夜間勤務になってからも特に体調を崩すこともなく充実した日々を送ることができています。

夜間動物病院へ入ってから

ミーティング風景

最初は、憧れの場所で働けるという喜びと、同時に自分がここでちゃんと務まるのか?という不安や緊張でいっぱいでした。それでも一般の病院で経験がある分、ある程度のことは出来ていないといけないと勝手に思い込んでいました。ですが、重症例ばかりのなか自分の知らない知識や目にしたことのない症例があまりにも多く、これはまた一年目のときのように一から学ぶ姿勢でいなければならないと気づきました。
たとえ初歩的なことであっても、先生や先輩の皆さんは、丁寧に教えてくださり、的確なアドバイスやご指導をしてくださいます。分からないことは、何でも聞くことのできる環境で本当に感謝しています。日々反省と勉強の繰り返しですが、この病院に入り新たに出来ることが増えたり、今まで知らなかった知識を身につけることができ、今はやりがいを持って勤務をしています。

愛玩動物看護師 File #2

愛玩動物看護師 file2

札幌夜間動物病院に就職したきっかけ

大学を卒業後、産業動物に関わる仕事がしたくてJAに就職しました。しかし、働いているうちにやはり小動物の看護師としても働いてみたいという気持ちが強くなり、転職を決意しました。自分にとって転職は大きな決断だったので、どうせ動物看護師をやるのなら何かに特化した看護師になりたい!と考え、当院へ見学に行かせていただきました。実際の現場では、獣医師と看護師が協力して動物たちの治療にあたっており、その様子を見て自分もこんなふうになりたいと憧れを抱き、就職を希望しました。

動物看護師としてゼロからのスタート

勤務風景

私は看護師としての実務経験が全く無い状態でのスタートでした。救急の知識どころか、動物看護師としての基本的な事すら身についてない私に対し、先輩方は保定の基本から丁寧に教えて下さいました。飼い主様への説明や、検査機器の扱い方など、実践の前にきちんと練習させてもらえたり、わからないことを質問すると丁寧に教えて頂けるので、こういった環境で仕事ができる事にとても感謝しています。来院動物の緊急度を察知することに慣れていなかったり、心肺蘇生処置の際に焦ってしまったり、苦戦することもありましたが、最近は緊急症例がきても焦らずに落ち着いて対応することが出来るようになりました。

生活リズムについて

共に働く仲間たち

夜間で働くことが不安でしたが、勤務形態が4勤3休と規則的なので休養はしっかり取ることができています。当初は昼に睡眠をとるという習慣に慣れず、明るい環境で寝ることに苦労しましたが、次第に慣れていきました。
また休日が3日間あるので、お昼に予定があるときでも自分で時間をうまく調節して、睡眠不足にならないように気をつけています。感覚を掴むまでに少し時間を要しますが、以前よりも自分の健康に気を配るようになった気がしています。

Recruit

採用情報

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